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若い世代にもっとロードバイクの魅力を伝えたいという想いから運営をしています。 初心者目線でロードバイク情報をお届けしながら、当ブログではロードバイクの「楽しみ方」にフォーカスした情報発信をしています。

なぜ埼玉は自転車王国と言われているのか。

日本には自転車乗りが一度は行きたいと謳われているような名所、いわゆる ”聖地”と呼ばれる場所がたくさん存在します。

 

そんな中でも埼玉は自転車王国とひそかに異名が付いているのを皆さんご存じでしょうか?

 

実は埼玉に住んでいる僕ですらも最近その事実を知ったのですが、たしかにロードバイクに乗る人を見かける機会は心なしか多いように感じますね。

自転車人口が多いことも埼玉が自転車王国たる理由の一つなんですかね〜。

 

今回の記事では、まだまだ眠る自転車王国埼玉の知られざる中身を掘り下げていきたいと思います。

 

 

自転車発祥の地?!

自転車の発祥は、18世紀に庄田門弥(しょうだ もんや)という人物によって発明された自走式四輪車がその起源とされているそうです。そしてこの庄田門弥という人物が現在の埼玉県本庄市の百姓であったことから自転車の発祥地が埼玉県とされているらしいです!

 

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庄田門弥

 出典:世界最古の自転車機能の発明家、庄田門弥 : こだま地域の歴史と文化

 

 

保有率全国No.1 !

埼玉は県民1,30人につき1台の自転車を持っているとされており、自転車保有台数が全国No.1らしいのです!

あくまで個人的な見解にはなりますが、埼玉は居住区から中距離圏内にスーパーであったり、都内へ出るための駅が集中しているため、その距離を埋めるツールとして自転車を利用する人が多いのかなと感じます。

また中心部は特に坂が少ないので走りやすいという地理的な要因もあるかもしれませんね。東京は公共交通網が発達しているし、意外と坂も多いんですよね~~余談ですが!

「じてんしゃ王国 埼玉」/全国知事会ホームページ

 

 

日本一長いコース

さらに埼玉には日本一ながーーーい川沿いサイクリングコースがあるというのです。

それが「利根川自転車道」。

その全長なんと約90km!! 王国と呼ぶにふさわしい規模感!

このコース往路を走るだけで十分な練習量になりますね。

スタート地点は埼玉県久喜市、ゴールは群馬県渋川市金井で県をまたぐほどの長さがあるらしく、コースのスケールの長さがよくわかります、、いつか挑戦してみたいですね。

 

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利根川自転車道

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豊富なコース 

埼玉県は県全体をあげてサイクリング環境を拡充しているそうで、県の中に様々なコースが整備されていることがわかりました。

先の利根川自転車道国土交通省によって整備されたサイクリングコースですが、埼玉県内には利根川自転車道のように国によって整備された大規模なコースと、県によって管理されているものがあるんですね~。

 

大規模自転車道

国によって整備されたコースなので、どの自転車道も走りごたえのありそうな距離ですよね。そしておそらく国によって整備されているのである程度安全性は管理されているのではないでしょうか。それだと初心者も走り安ですよね。目標は全コース走破です!

 

利根川自転車道 90km

荒川自転車道  47,3km

比企自転車道 12.8km

入間川自転車道 22.5km

芝川自転車道 12,5km

江戸川自転車道 37,7km

 

100ルート

この100ルートというのは一般の方々から埼玉の観光スポット地域の見どころを収集し、それもを元に100個のルートを整備したものです。

さすがは自転車王国。やることの規模が違いますね。

 

このルートは地域の方の意見が反映されているルートということもあって、まだ知られていない地域の観光資源やグルメを味わいながら自転車を楽しめそうですね!こちらも近いうちに自分のどれか行ってみようと思います。

 

今日のまとめ

自転車王国埼玉の実態をまとめてみましたがいかがだったでしょうか。

一部ではダサいたまなんで言われていますが、自転車という観点からみるとかなりおもしろいですよね。

サイクリストにとって悩みごとの一つとして、新しいコースの発掘ではないでしょうか。新しいコースを探し求めて考えあぐねている方がいたらぜひ埼玉に遊びに来てみてはいかがでしょうか?

今後実際に走ってみた感想などを記事しておすすめのコースなどをお伝えできればと思います!

 

では次回の記事で!