中級者向け!箱根山ヒルクライム【大手町‐箱根芦ノ湖】
はじめに
今回は大手町‐箱根芦ノ湖コースを走ってきました!!というお話です。
先月第一回目の箱根アタックに挑戦したのですが、箱根駅伝の4区となる平塚~小田原間を時間の関係で車でショートカットしたので実質完走とはなりませんでした。
加えて、箱根山では壁のような斜度に全く歯が立たず、ほぼ手で押して登るというお恥ずかしい結果となりました。笑
そこで第二回目に挑戦するにあたって立てた目標は2つ!!
① コースを時間内に完走すること。
② 山は足はついても押して登らいないこと。
今回の挑戦の背景には実は二人の立役者がおりまして、その方々の強力なサポートのおかげで目標を達成することができました!
そのうちのお一人は山の師匠と呼んでいるのですが、
ご本人の意向で本記事では「届け屋黒猫」と称しております!
その理由も合わせて、今回のライドについて記事にしていますので、ぜひ読んでいってください!
大手町から箱根ってどんなコース??
ルート概要は以下の通りです。
距離:107km
時間:7時間40分(17km/h)
獲得標高:1200m
箱根新道の平均斜度:約9%
このルートは大きく分けると平坦と山の2つです。
コースの区間ごとの紹介はぜひ第一回目の記事をご覧くださいませ!
今回は平坦と山でどんな特徴があるのかをご紹介します。
平坦区間
大手町から芦ノ湖までは全長107kmです。
大手町から箱根駅伝4区のスタート地点になる小田原まで約80kmで、その間は比較的平坦が続くので、ロングライド初挑戦という方でも小田原までは挑戦しやすいと思います。
とはいえなのですが、今回の獲得標高は約1200m。
箱根山の最高到達地点が874mなので、残り約326mは山に入る手前で稼ぐことになります。
箱根駅伝の公式サイトをご覧いただければわかるのですが、意外と2区のアップダウンが激しいんですよね。
この2区は横浜駅を超えた後に保土ヶ谷エリアに入るのですが、土地柄なのですが坂が多い!
先の獲得標高の一部はこの区間で稼ぐことになり、ロングライドの序盤で脚を消費する恐れがあるのでここだけ注意が必要です!
冬のこの時期は空気が澄んでいて綺麗に富士山もみることができました。
箱根までいかないにしてもきれいな景色を堪能しながら自転車を走らせることができるので、サイクリングとしても十分に楽しむことができると思いますよ!!
小田原も城下町として落ち着いた雰囲気があり、観光地としても有名なのでこちらを目的地としてもいいかもしれませんね。
ちなみに今回のお昼ごはんは小田原の「千世倭樓(ちょうわろう)」という有名な割烹料理屋さんに立ち寄りました!
山間区間
小田原を超えて少し走ると箱根湯本駅にあたるのですが、この箱根湯本駅を超えたところから山のステージが始まります。
それまでの緩やかな坂から一変して勾配が急にきつくなります。
それもそのはずで、海抜約0mだった小田原から標高874mまで登るのですから文字通り山登りです。
時刻は14時過ぎ。
箱根山の平均斜度は9%激坂を届け屋黒猫さんと一緒にアタックを開始しました。
登り始めてすぐ思ったのは、
「前回より踏めてるっ!!」という感覚。
しかし、その感覚とは裏腹にスタートして2km もしないうちでしょうか、さっきまで前を走っていた届け屋黒猫さんの姿がない!!
その後、次に再会できたのはゴールの芦ノ湖でした。笑
届け屋黒猫さんとのタイム差は実に50分!!
名前に恥じぬ圧巻の走り。
愕然のタイム差に驚いたのはもちろん、僕としてもっと驚愕したのが一歩も足を地面に着かずに登り切ったということ。
それを知った瞬間から決めました。「山の師匠」と呼ぼうと。
ここまで冗談交じりに書いてきましたが、届け屋黒猫さんの走りに熱いバイブレーションをもらったのは紛れもない事実!!
と同時にヒルクライムの楽しさを教えてもらいました!
山では自分の実力をごまかせないとはよく言ったもので、裏を返せば登りきることが当人の実力を現すともいえます。実にシンプルですね!
僕が芦ノ湖に到着したのが午後16時30分、そのタイムは2時間ちょいで前回よりタイムを30分縮めることができました。
終わりに
今回は2回目の箱根挑戦ということもあってよりルートの詳細をお伝えする記事にしようとおもっていたのですが、日記みたくなってしまいました。
今後はより自分の成長を促すためにもいろんな場所に自転車を走らせ、実走レビューをお届けできればと思います。
どのブログよりも現地の生きた情報をふんだんに盛り込んだそんな記事を書いていきます!
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