ロードバイク初心者のためのヤビツ峠のあれこれ。
はじめに
サイクリストであればその名前を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。
ヤビツ峠は神奈川県秦野市と清川村を結ぶ県道70号線の途中に位置するサイクリストにとって聖地といわれています。
特にロードバイクに乗る人向けになりますが、
今回はサイクリストを惹きつけてやまないヤビツ峠のあれこれについてご紹介していきます!
ヤビツ峠の基本情報
表、裏ヤビツ
まずヤビツ峠には二種類のルートがあることはご存知でしょうか?
ローディーの間では「裏ヤビツ」、「表ヤビツ」という愛称がついています。
「裏ヤビツ」とは神奈川県清川村方面から秦野市方面に向けて登るルートです。
ヤビツ峠の北に位置する宮ケ瀬湖から南側に向かって登るルートが通称「裏ヤビツ」と呼ばれています。
こちらは距離と斜度の観点で表ヤビツより難易度が低く、初心者でも登りやすいコースです。しかし残念ながら2021年5月18日現在、2019年台風19号の影響で土砂崩落のため全面通行止めとなっているようです。
自転車含め、車歩行者も通行することができず、復旧の目途が立っていないとのことでした。
一方の「表ヤビツ」は神奈川県秦野から清川村方面へと向かう、北上するルートになります。こちらは裏ヤビツに比べて斜度が大きく、距離も長いため上級者向けのコースといえるでしょう。
早いところ裏も開通してほしいところ・・!(まだいったことありません)
名前の由来
基本的にカタカナ表記をされるヤビツ峠ですが、漢字で表記するとどういう字を当てるかご存知でしょうか?
実は漢字に変換するとヤビツの名前の由来が見えてくるんです。
ヤビツを漢字にすると「矢櫃」。
そう櫃(ひつ)つまりは“箱”を指してるんですねえ。
一説によると、この地域では戦に使った矢を入れる箱が発見されたらしく、そこからこの名前が付いたといいます。
次に疑問に思うのが何故カタカナ表記?ってとこですよね。
その理由を確かめるため秦野市観光協会さんにお伺いしました!
担当者の方によると
理由は定かではないが、現在日本各地にあるカタカナ表記の地名は漢字表記だと難読なものが多く、ヤビツもそのためカタカナ表記になったのではないか。
ということでした!確かにヤビツ峠と書かれていた方が良いやすいし、おぼやすいですね。
アクセス方法
ヤビツ峠は神奈川県秦野市に所在し、以下アクセスの方法を記載しています。
【自転車】
小田急線秦野駅から自転車を約10分度走らせると、ヤビツ峠のスタート地点である名古木交差点に到着します。ここにあるセブンイレブンで補給トイレ休憩を済ましていきましょう!ここから山頂までは60分~70分ほど時間を要します。
【車】
東名高速道路「秦野中井インターチェンジ」より車で約40分です。
※ヤビツ峠には24時間開放されている無料の駐車場があります。
【バス】
小田急線秦野駅よりバス【秦21】「ヤビツ峠行き」に乗り、約45分です。
初心者でも登れる?
結論から言うとロードバイク初心者の方でもヤビツ峠は十分に登れます。
そして十二分に楽しめる峠です。その理由を3つご紹介しますね。
①後半にかけて斜度が楽に感じる
蓑毛までの約3kmでは斜度10%を超える瞬間があり、その後激坂の象徴ドーナツ坂も出てくるのでコース序盤が難易度高めになります。
しかしそれを超えてしまえば、斜度もなりをひそめるので比較的登りやすく感じるでしょう。
②壮観な景色
ヒルクライムに必要な要素は忍耐力だと考えています。どんなに強い脚を持っていてもそれを支える強靭なメンタルがなければ途中で挫折してしまうからです。
忍耐力は一朝一夕で身に着くものではありませんが、忍耐力を支えてくれるものがあります。それが「景観」です。
少々大げさな表現になりましたが、ヤビツ峠のヒルクライムで見える眼下の景色は圧倒的絶景なので、ビギナーにとっても強い推進力になることは間違いないでしょう!
山の神が味方してくれれば富士山も見ることができます!
③ローディーが多い
他のローディーが多いことは一つの安心材料といえます。
峠道によっては人が少ない場所も珍しくありません。そのような峠でビギナーが事故やメカトラブルに見舞われた時に、周りに助けを求められないとなると大変つらい思いをします。
加えて峠では携帯の電波が届かないような場所もあるため、ヤビツ峠のような人通りが多い場所だと有事の際でも対応が楽になるでしょう。
また比較的路面の整備がされているので、体感走りやすさもおすすめできる理由の一つです。
頂上のレストハウス
今年の3月にヤビツ峠の頂上にレストハウスがオープンしました!
こちらのレストハウスではここでしか味わえない絶品カレーを始め、本格的なコーヒーを楽しむことができます。ヒルクライムで体力を使いきったサイクリストにはうれしいご褒美です。
登山用品や自転車用品などのグッズ販売なども行っており、訪れるすべての人の憩いの場になっております。
現金忘れた!!って方でもご安心ください。
suicaを始めとしたキャッシュレス支払も対応してくださっています!クレジットカードも使えるので現金がなくても大丈夫です。
運が良ければ店員さんの素敵なピアノ演奏も聞くことができるかもしれません!
・営業時間
平日:午前9時~午後4時
休日:午前8時半~午後4時半
※休業には水曜及び木曜日
ヤビツの次には
本来自分のレベルに合わせて登る必要はありません。
一口にヒルクライムが好きだと言っても、ローディーによって適性は千差万別です。
ヤビツ峠が登りやすいという人もいれば、そうでない人ももちろんいます。
自分がどんな峠が好きで、どんな適正があるか見極めるためにもまずは実際に登ってみることが大事です!
しかし自分のレベル以上の峠に挑んで、自転車を楽しめなくなるなんてことは往々にしてあります。そうなると本末転倒です。
そうならないためにも、峠のレベルに沿って挑戦することで自分の実力の現在地を知り、段々と難しい峠に挑むことで自分の成長を実感できれば自転車のモチベーションアップにつながることは間違いありません!
ヤビツ峠を登れるようになれば、挑戦できる峠は格段に増えると思います。
今回もご覧頂きありがとうございました。
次回もよろしくお願いします!
糸島のサイクリングスポット!!
久しくブログの更新ができておりませんでした!
どうもkerunocycleです!
今回ご紹介をするサイクルスポットは福岡県は糸島!!
最近ではSNSを通じて爆発的に認知度も大きくなり、
グルメやネイチャーアクティビティを求めて国内外から注目が集まる超人気観光スポットです。
だから「糸島ならもう知ってるよ~」という声も多くありそうだし、
わざわざ普通に紹介する必要もないんじゃないかということで、
サイクリストの目線で立ち寄り名所の紹介していきます!
今回のモデルコースは福岡市を出発し糸島を周遊するルートです。
糸島まで
福岡市から糸島市までは今宿道路という国道で結ばれています。
距離にして約21kmで、自転車で1時間半くらいですね。
今宿道路は国道202号線の一部なのですが、
前半は部分的にしか自転車通行帯がなく、また交通量も多いため走行時は注意が必要です。
車道も狭いうえに路面舗装がデコボコでかなり走りにくいイメージがありました!
今宿道路も福岡都市環状線と西九州自動車道の合流地点ともなる福重という場所を超えるあたりからようやく自転車通行帯も出てきて走りやすくなります。
徳永という交差点から右折し、あぜ道を8kmほど北上すると糸島名物のヤシの木ブランコに到着です!
ヤシの木ブランコ
糸島一の映えスポットといっても過言ではないでしょう。
インスタで見たという方は結構多いかと思います。
綺麗な海をバックに後ろからシャッターを切れば、まるで海外リゾートにでもいるかのような写真を撮ることができますよ!
もちろん自転車とも相性〇
桜井二見ヶ浦の夫婦岩<>
ヤシの木ブランコから国道54号線沿いを20分ほど走らせると
ちなみにこの国道、別名を志摩サンセットロードというらしいです。
糸島市志摩町の海岸線沿いに伸びるこの国道は、きれいな夕日が見えることから
この名前が付いているとのことですが、
夕日を背中に夫婦岩と鳥居が浮かび上がり幻想的な景色を作り出すらしいです!
今回お昼の時間だったので、その景色は拝めませんでしたが、
大きな岩と白い鳥居が放つ景色には迫力の中に神聖さがあります。
朱色でなく白ってのがまた他の鳥居と一線を画す存在になってます。
ちなみに余談ですが国道54号線は海沿いを走るルートなので
めっちゃ気持ちが良いです!!
トトロの森
夫婦岩を後にし、引き続き国道54号線を進みます。
ここには写真映えするおしゃれなカフェがいくつもあったので、このあたりでお昼休憩をとることをお勧めします!
本当にカルフォルニアでもいるかのようです。(行ったことはないですが、、、)
そして夫婦岩から17kmほどでトトロの森の登場です。
実のところ、この場所は後程紹介をする芥屋海岸に向かう途中で偶然見つけた場所なんです。笑
果たして原作とどんな関係があるのかこの目で確かめることにしました。
ここは「芥屋の大門公園」というらしく
その一体の岸壁を茂みが覆っています。この茂みが作り出したトンネルが、あのめいちゃんが小さいトトロを追いかけた
あの道そっくり!いやもう作中の場所そのもの!
あいにく自転車の鍵を持ってきておらず、停めて森の中まで見に行くことはかないませんでした、、、
トンネルを進むと展望台があり、絶景を見ることができるそう。
芥屋海岸
トトロの森から道沿いを南下していくと、きれいな海岸があります。
これが今回最後のスポットである芥屋海岸です。
ここではマリンスポーツやキャンプを楽しむ人がおり
賑やかな海岸であるのは間違いないのですが、
大きな海岸というわけではなく、こじんまりとしていて茂みに覆われた場所に位置することでどこか隠れ家的ビーチのような雰囲気があります。
そこだけ時の流れが遅いような独特の空気感があり、
海を眺めるだけでも十分癒しをもらえる素敵空間でした。
糸島について
糸島は福岡市から車でおよそ30分と福岡の中心部から近いのもいいですよね。
電車でも天神から福岡市営地下鉄から筑前前原駅(JR肥後線)まで乗り換えなしで約40分でアクセスできます。
また筑前前原駅まで行けば観光協会でレンタサイクルのサービスもあるそう!
今回は糸島市一周のコースを紹介しました。
車でも十分に楽しめる観光スポットですが、
風光明媚な空気を全身で楽しむためにはやはり自転車がもってこいです。
コロナ収束後のサイクリング候補地として
ご検討してみてはいかがでしょうか!!
今回も一読頂きありがとうございました。
また次のスポットでお会いしましょう!
寝台列車「サンライズ瀬戸」はロードバイクの輪行できるのか?!?!
こんにちは!カケルです。
いきなりですが!みなさん「サンライズ瀬戸」をご存知でしょうか??
高松 - 東京間を走っている寝台列車なんですが、
今回尾道から高松にかけてのロングライドの帰りに輪行で利用してみた!という話
今後関東圏から四国へのサイクリングを考えている方、逆に四国から関東圏へのサイクリング遠征を考えている方いたらぜひ一読いただけると幸いです!
いざ乗車!
今回は高松駅9時26分発に乗り東京に帰ります。
乗車前に高松駅の中にあるセブンイレブンで水とホットアイマスクを買って乗車準備完了!
そしていざ車内へ!
今回使ったのはノビノビ座席というタイプです。
シートには備え付けのブランケットと紙コップが置いてあって、
頭上には二つのライトが付いており好みに合わせて明るさが調節できる仕様になっていました!
ちなみにサンライズ瀬戸には全部で5種類の客室が用意されているようです。
・サンライズツイン(個室)
・シングルDX(個室)
・シングル、シングルツイン(個室)
・シングル(個室)
今回の座席は2階部分だったので、
肝心の自転車は一階部分の通路に立て掛けて置かせてもらいました!
通路は大人二人がすれ違えるくらいの幅なので、
雑に自転車を置いてしまうと道をふさいでしまう恐れがあります。
通路は車掌さんや他のお客さんが通るので
できるだけ隅に寄せて置くのがいいでしょう!
また2,3人以上のグループでノビノビ座席を使う輪行は控えた方がいいかもしれません。
理由は人数分の自転車で通路をふさぐことになってしまうからです。
グループの場合は個室を予約するのが得策かなと思います!
自転車の置き場所を確保できたので後は寝るだけ。
個室の電気を消して、ブランケットにくるまり就寝!
アイマスクのおかげで一晩快適に過ごして東京に到着しました。
気になるそのお値段
ノビノビ座席のお値段は、一人あたり15,370円(乗車券+特急券)です。
他の座席はこれにプラスで寝台券が必要になるので、コスト重視でいくならノビノビ座席一択かと!
でもいつかは個室に乗ってみたい、、、!
高松を目指して自転車を走らせました。
東京から高松には夜行バスも通っているのですが、
自転車の積載ができず断念をしました。
そして新幹線を使う場合は岡山で乗り換える必要があるので輪行だと少々面倒ですよね。
輪行ができてかつ乗り換え不要!
そんなかゆいところに手が届くようなサイクリストへの大きな味方となるのがサンライズ!
機会があったらぜひお試しあれ!!
そしてインスタグラムではロングライドやヒルクライム連集の写真をアップしているので気になる方こちらも遊びに来てください!
「エノボク」こと榎本牧場に行ってきた話
左脚の関節がめっちゃ痛い!
先日榎本牧場まで片道約30km自転車を走らせたのですが、
道の途中ペダルを踏み込む瞬間にツンと痛みが走り
その日一日中、痛みに耐えながらペダルを回しました。
好きが行き過ぎて毎週末どこかしら自転車を走らせていたので、
気が付かないうちに脚への負担になってたみたいです。
若さを言い訳に休息と身体メンテナンスを怠るのは禁物ですね…
そんなことはさて置きまして、今回はサイクリストの界隈で絶大な人気スポットとなっている榎本牧場についてご紹介していきます!
エノボクって?
埼玉県の上尾市にある榎本牧場は「エノボク」の愛称でサイクリストから熱い人気があるスポットなんです!
その証拠にインスタで#エノボク#榎本牧場と調べると自転車の写真がたくさん出てくるんです!
実際に行った時も日曜ということあって多くのサイクリストが集まっていました。
敷地内には上の写真のように自転車用スタンドが置いてあり、好きな場所に停めて牧場を楽しむことができます。
自立スタンドがない自転車のために、駐輪場ではなく自転車スタンドを用意しているあたり本当にサイクリストのことを考えてくれているなって気がします!
エノボクが荒川サイクリングロードからほど近いことも人気を集める理由の一つであることは間違いないのですが、
もちろん牧場としても見どころたっぷりだったので個人的みどころトップ3をレビューします!
エノボクの見どころ①
この牧場の一番の驚きといってもいいのがなんと入園料が無料!タダ!
先述の自転車用スタンドも利用料は必要なく、自転車で立ちよって動物と触れ合うだけなら一銭も料金がかからないんです。
敷地こそ小さな牧場ですが牛、ミニブタ、ニワトリ、モルモット、うさぎに猫(たぶん野良)がおり、どの動物も間近で触れ合うことができました!
どのくらい近いかはしたの写真からお察しください!
エノボクの見どころ②
ちょこっと休憩がてら動物に癒されるだけで十分満喫することはできます。
が!しかし、せっかくここまできたのにデザートを食べずに帰るのはとてももったいない。
牧場内には「フォルトゥーナ」という売店がありまして、しぼりたてのミルクを使ったデザートを販売しています!
日曜日の店の前には長蛇の列ができてました。
20分ほど並んでようやく注文!
今回は味を2種類選べるダブルコーン(¥432)にして、ミルクとチョコをチョイスしました!
ホットココア(¥324)も一緒に頼んで搾りたてのミルクを使ったジェラートを冬を肌で感じながら堪能しました。
エノボクの見どころ③
榎本牧場の周辺で見つけたお立ち寄りスポットでいくつかご紹介しますね。
①ホンダエアポート
榎本牧場から北に約3km進んだところにある小型機専用の空港、これがホンダエアポートです。
小型機専用だからとって見くびってはいけません。
立派な空港でタイミングが良ければ、目の前で飛行機が離着陸する迫力ある光景を見ることができます。
②治水橋からの景色!
この時期に治水橋を大宮けんぽグラウンド方面に渡ると、真っ赤に染まったメタセコイア並木を見ることができます。
特に夕方のこの景色がとても好きで、それは一見の価値ありです!
③彩湖・道満グリーンパーク
こちらは戸田市にある大きな公園です。
夏であればパラセーリングを楽しむ人、冬の時期はキャンプを楽しむ人と季節によって公園の風景がガラッと変わるので、季節ごとに雰囲気を楽しむことができますよ!
そしてシンプルに景色がめちゃくちゃいいので休日にたくさんの人が集まるのものうなづけます。
終わりに
さていかがだったでしょうか!
今回は埼玉の人気サイクルスポット榎本牧場とその周辺スポットについてご紹介をしました。
家から近い場所にあったのに偶然インスタで知って
まだまだ知らないサイクルスポットがたくさんあるんだなって少し感動しました。
そんな感動を僕の記事で多くの人に味わって頂けると嬉しいです。
これからも意外と知られていないスポットはもちろん
がっつり自転車に乗りたい人のための自転車練習用のルート
また週末ふらっと自転車を楽しみたい人のためのオススメスポット
これからどしどし自転車に乗りたくなる、乗りに行きたくなる情報を発信していきます!!
中級者向け!箱根山ヒルクライム【大手町‐箱根芦ノ湖】
はじめに
今回は大手町‐箱根芦ノ湖コースを走ってきました!!というお話です。
先月第一回目の箱根アタックに挑戦したのですが、箱根駅伝の4区となる平塚~小田原間を時間の関係で車でショートカットしたので実質完走とはなりませんでした。
加えて、箱根山では壁のような斜度に全く歯が立たず、ほぼ手で押して登るというお恥ずかしい結果となりました。笑
そこで第二回目に挑戦するにあたって立てた目標は2つ!!
① コースを時間内に完走すること。
② 山は足はついても押して登らいないこと。
今回の挑戦の背景には実は二人の立役者がおりまして、その方々の強力なサポートのおかげで目標を達成することができました!
そのうちのお一人は山の師匠と呼んでいるのですが、
ご本人の意向で本記事では「届け屋黒猫」と称しております!
その理由も合わせて、今回のライドについて記事にしていますので、ぜひ読んでいってください!
大手町から箱根ってどんなコース??
ルート概要は以下の通りです。
距離:107km
時間:7時間40分(17km/h)
獲得標高:1200m
箱根新道の平均斜度:約9%
このルートは大きく分けると平坦と山の2つです。
コースの区間ごとの紹介はぜひ第一回目の記事をご覧くださいませ!
今回は平坦と山でどんな特徴があるのかをご紹介します。
平坦区間
大手町から芦ノ湖までは全長107kmです。
大手町から箱根駅伝4区のスタート地点になる小田原まで約80kmで、その間は比較的平坦が続くので、ロングライド初挑戦という方でも小田原までは挑戦しやすいと思います。
とはいえなのですが、今回の獲得標高は約1200m。
箱根山の最高到達地点が874mなので、残り約326mは山に入る手前で稼ぐことになります。
箱根駅伝の公式サイトをご覧いただければわかるのですが、意外と2区のアップダウンが激しいんですよね。
この2区は横浜駅を超えた後に保土ヶ谷エリアに入るのですが、土地柄なのですが坂が多い!
先の獲得標高の一部はこの区間で稼ぐことになり、ロングライドの序盤で脚を消費する恐れがあるのでここだけ注意が必要です!
冬のこの時期は空気が澄んでいて綺麗に富士山もみることができました。
箱根までいかないにしてもきれいな景色を堪能しながら自転車を走らせることができるので、サイクリングとしても十分に楽しむことができると思いますよ!!
小田原も城下町として落ち着いた雰囲気があり、観光地としても有名なのでこちらを目的地としてもいいかもしれませんね。
ちなみに今回のお昼ごはんは小田原の「千世倭樓(ちょうわろう)」という有名な割烹料理屋さんに立ち寄りました!
山間区間
小田原を超えて少し走ると箱根湯本駅にあたるのですが、この箱根湯本駅を超えたところから山のステージが始まります。
それまでの緩やかな坂から一変して勾配が急にきつくなります。
それもそのはずで、海抜約0mだった小田原から標高874mまで登るのですから文字通り山登りです。
時刻は14時過ぎ。
箱根山の平均斜度は9%激坂を届け屋黒猫さんと一緒にアタックを開始しました。
登り始めてすぐ思ったのは、
「前回より踏めてるっ!!」という感覚。
しかし、その感覚とは裏腹にスタートして2km もしないうちでしょうか、さっきまで前を走っていた届け屋黒猫さんの姿がない!!
その後、次に再会できたのはゴールの芦ノ湖でした。笑
届け屋黒猫さんとのタイム差は実に50分!!
名前に恥じぬ圧巻の走り。
愕然のタイム差に驚いたのはもちろん、僕としてもっと驚愕したのが一歩も足を地面に着かずに登り切ったということ。
それを知った瞬間から決めました。「山の師匠」と呼ぼうと。
ここまで冗談交じりに書いてきましたが、届け屋黒猫さんの走りに熱いバイブレーションをもらったのは紛れもない事実!!
と同時にヒルクライムの楽しさを教えてもらいました!
山では自分の実力をごまかせないとはよく言ったもので、裏を返せば登りきることが当人の実力を現すともいえます。実にシンプルですね!
僕が芦ノ湖に到着したのが午後16時30分、そのタイムは2時間ちょいで前回よりタイムを30分縮めることができました。
終わりに
今回は2回目の箱根挑戦ということもあってよりルートの詳細をお伝えする記事にしようとおもっていたのですが、日記みたくなってしまいました。
今後はより自分の成長を促すためにもいろんな場所に自転車を走らせ、実走レビューをお届けできればと思います。
どのブログよりも現地の生きた情報をふんだんに盛り込んだそんな記事を書いていきます!
そういえば自転車専用のインスタも始めたのでよかったらフォローしてください!👇
川越ロングライド
川越自転車ライド!
いつも読んでいただきありがとうございます!
今日は、初めてロードバイクでロングライドに挑戦した話を記事にしました。
長距離といっても片道31kmだったのですが笑
ロングライド何が必要か
初心者なりにではありますが、ある程度距離のあるライドに行くときに個人的にあったほうがいいなと思った装備をご紹介するので、参考になれば幸いです!
1.キャップ付き給水ボトル
ペットボトルや自前の水筒でも大丈夫なのですが、サイクル用の給水ボトルはあるとかなり便利です。
ペットボトルのキャップのように開け閉めに手間はかからないし、水筒より軽量なので、信号の待ち時間に片手間で水分補給ができる良さがあります。また飲み口にキャップがあると土埃や汚れを気にせず使えます!
2.スマホ置き場
ロングライドに行くと適宜マップをみて道を確認するのですが、これが意外と面倒なんでよね。ハンドル部分におけるスマホスタンドがあると、出し入れの作業がいらず、ポケットに入れてかさばることもないのであるととても便利だと感じました。
3.ライト
基本的に初心者の方の夜間走行はライトがあっても控えた方がいいと思います。しかしながら、今の冬の時期のように日没が速い季節や早朝に練習をする際はライトはあった方がいいです。目の前の道路状況を把握することはもちろん、対向車や歩行者に存在を教えるという意味でもあるに越したことはないですね。
自転車グッズが揃えられるサイトいくつか載せておきますね!
【デカトロン】
【Y'sRoad】
【ザ・ハット・ドットコム】
このライドに行ったときにはまさか自分がロードバイクのブログを始めると思っていなかったので、道中の景色を伝えられるまともな写真がまったく撮れていません。笑
ただものすごく天気が良くて最高の自転車日和だったので、それが伝わる写真だけアップしときます!
コース概要
今回のコースがどのようなものだったのか簡単にお伝えしますね。
出発地点からゴールの川口駅までは31kmでした。
上の地図を見て頂くとわかるのですが、前半は荒川沿いを進みます。そして後半は川越市街地を進むのでアップダウンがない分そこまできつくはなかったです。
しかし!信号が少ない分、ペダルを回す時間が長いので、もし似たようなコースにチャレンジしようと思っているビギナーの方は休憩をいれながら行くのがおすすめです。
本川越駅
約2時間かけて本川越駅に到着しました。
川越は言わずと知れた小江戸が楽しめる観光地でおさつチップスや小江戸ビールなど定番グルメもたくさんあります。
麺処 湧光
その中で今回は近場で見つけたラーメン屋さんにお邪魔をしました!
入り口のえびの写真からもわかるように、エビを使ったラーメンがお店の看板メニューでした!
当然お店の看板メニューを頼むつもりで入ったのですが、券売機のBセット(やきにく丼とミニラーメンのセット)が目に入ってしまい結局それを注文しました。
やきにく丼は野菜たっぷりでどんぶり山盛りの具に、ミニラーメンもミニと思えないほど満足感のある量で食べ応えすごかったです!味ももちろん◎
そしてお店の方がとても気さくでたくさん話しかけてくださいました!
普段こんな素敵なお店に出会う機会もめったにないので、ほんっっとうにラッキーだったと思います。
次回はエビラーメンも食べたいですね🦐
川越の写真スポット
ライドの最後に川越の観光地もちゃんと立ち寄りました!
今日のひとこと
昔から旅行の楽しみの大部分を占めていたのは、移動中の時間でした。
目的地に行きつくまでのワクワク感と道の途中で遭遇する体験こそ旅の醍醐味では?と思っていました。
自転車は道の上にある土地の空気感、景色をを一身に感じさせてくれる最高のツールだと思うんです。
どの道を選ぶのも自由、どこを目的地に設定するのも自由、だからこそ自転車はあなただけにしか体験できないオリジナリティあふれる旅を与えてくれるんだとうことを最後にお伝えします!